ワクワク感が求められる今の旅行~JR2社の戦略~

こんにちは、究極のコスパ旅を目指すnabeです。

タイトルにもあるように、昨今の旅行スタイルでは旅行の"中"での体験だけではなく、旅行の"前後"のわくわく感までを含めて体験を設計する必要が高まっているように感じます。

参考:2022年3月18日 日本総研発表資料より

 

上記の資料のように、エリアを大きくまたいで移動して"行ったことがない"場所へ行くよりも、"既に行ったことがある近場"の魅力を再発見しよう、という旅のスタイルが主流になりつつあるのも一つの要素かと思います。

 

その中で、nabeが最近注目したニュースがこちらです。

 

 

travel.watch.impress.co.jp

 

www.jr-odekake.net

今週立て続けに発表されたJR東日本、西日本版のいわゆる"どこかにマイル"。(笑)

ただし、両社の意図する戦略は違うように思われます。

 

夏場の旅行活性化と座席の稼働率向上が目標のJR西日本

JR西日本のサイコロきっぷは、大阪発着で価格は5000円、7駅からランダムに一駅が当たるというものです。

(絶妙な確率で博多が当たるかも…!というシステムは面白いですね)

対象期間は7/29-10/31ですので、夏場の旅行をする家族をメインターゲットとしているように思われます。

一部駅に対しては途中下車も認められているため、旅行の予定も立てやすいでしょう。

「アオタビ」HPより

JRのヘビーユーザー優待の色が強いJR東日本

一方でJR東日本の「どこかにビューーン!」はJALの「どこかにマイル」に近い形式のサービスです。

JREポイント6000pointで往復分のチケットと交換可能なため、そもそもJREのポイントを普段からためているユーザーである必要があります。

(還元率1.5%のビックカメライカカード等を利用している場合、オートチャージで40万円は利用している必要がありますね)

青森や秋田方面が当たればポイント還元率も大きくなるため、かなりお得に旅行ができそうです。

実際の実施は2022年12月頃~と先立ってのプレスとなっています。

「これまでにポイント貯めておいてね!」とのメッセージの色が感じられます(笑)

 

仕組みを利用してお得に旅行しよう

さて、このように似ているサービスでも両社の戦略は全く異なるようです。

新幹線は飛行機に比べると比較的割引の種類は少ないように思われがちですが、このようなお得なシステムを活用して、お得に旅行していきましょう!

それでは!