【走るホテル】サンライズ出雲 乗車記
本日は年末年始にあこがれの寝台特急、サンライズ出雲に乗車した際の記録についてお届けしていきます。
今回はサンライズ出雲の中でも最も部屋数の多いタイプの
シングルに乗車してきましたよ!
サンライズ出雲の良い点としてはいろいろありますが、、、
- 個室タイプの部屋で移動できるため、コロナ禍でも安心
これは現在の状況下では最も大きいでしょう。私がサンライズを利用したのは帰省のためなのですが、これは移動中のコロナ感染リスクを踏まえてのもの。
特急料金だけで利用できるノビノビ座席もありますが、個室だとやはり安心度は高いでしょう。
- 夜に移動できるので、宿泊料金をカットできる!
実際には乗車券+特急料金(3,300円)+寝台料金(7,700円)がかかっていることを考えるとビジホよりは高いのかもしれませんが、、、(笑)
東京発着で考えると、下りは東京22時出発、上りは7時に到着というスケジュールによって、職場から直接旅行に行けるorそのまま出勤できる。というメリットがあります。
- 夜に列車に乗るのが楽しい
まあこれが一番でかい!一昔前には数多くあった寝台列車ですが、現在は高速バスやLCCの発達によって活躍の場を奪われつつあります。
サンライズ出雲も20年以上走っているため、今の車両が老朽化したら運行が怪しいのでは…という噂も…???
ほんとに夜に列車に乗ってぼーっと流れていく景色を眺めるのって、不思議な気持ちになります。
私は乗車時に明石海峡大橋を通り過ぎる瞬間があって、ライトアップされた橋を写真に撮ろうとしたんですよね。
そしたら、ライトアップがパっ!て消えたんです。時計を見ると夜中0時をちょうど超えるタイミングで。
こんな風景を眺められるのも貴重なんだなと思ってちょっと感動しました。
なんて前置きは置いといて、車内の様子を紹介していきます。
繁忙期のチケットはなかなか取れないため、今回はJRおでかけネットで1か月前に予約。その情報についてはこちらで紹介してます。
シングルの部屋はコンパクトですが最低限の設備がそろっています。ちなみにシングルの車両は2階建てになっているのですが、私の部屋は下段でした。
身長170cmの筆者が普通に足を伸ばしてこれくらい。足元には10cmほどの余裕があります。
左右のスペースはそれほどありません。大きなスーツケースなどは立てかけて置くことになりますが、お土産など荷物が複数ある場合はちょっと窮屈かも…
毛布、枕、浴衣一式、足元にはスリッパも用意されています。
枕元には鏡とプラスチックコップ、100Vの電源×1があります。
(TIPS)コンセントは一口しかないため、スマホやカメラがある人は電源タップがあると安心かもしれません
下に敷かれているマットレスは5cmくらいの厚さ。ふかふかとまではいきませんが、十分に快適に眠れます。(カーペット敷のノビノビ座席とはやはり、天と地の差があります)
入り口はこんな感じ。4桁の暗証番号を入力してロックをかけることができるため、一人旅でも安心です。
(TIPS)乗車して割とすぐに車掌さんがチケット検札に来ます。扉がノックされますが、不審者ではありません!
2階席と1階席に別れる階段。個人的な感覚ですが、2階席は眺めが良いが揺れが大きく伝わってくる印象、1階席は目線が完全にホームと一緒になりますが、揺れが少ないので快適に眠れる印象です。
岡山駅では四国からやってきたサンライズ瀬戸と連結。ガシーン!!とかなりの音がします。この連結風景を見に多くの鉄道ファンもやってくるんだとか。
車両の一部にはこんな感じでラウンジ(8席)がありますので、晩酌をしたり駅で買った弁当を食べることも可能です。
この奥にシャワー室があります。シャワー券(¥310)を自販機で買ってシャワーを浴びることも可能です!
ただしシャワー券は人気のため、私が上りの備中高梁付近で見たとき(22時ごろ)にはすでに売り切れていました…
お客さんの来ていない部屋をパシャリ。これはシングルツインという2人でも利用可能な部屋です。(1人で荷物が多い人はこのタイプを使うのを検討しても良いかもしれません)
ぐっすりと眠って、次の日東京駅に7:08定刻に到着しました。
地方から行く方はそのまま東京観光に出かけたり、逆に職場に直行することも可能な時間帯です。
このように次の日を有効に活用できるサンライズ出雲、ぜひご活用いただきたいと思います。新幹線よりは少し費用がかかってしまいますけどね。
それでは!